第48回トロント国際映画祭にて会場を爆笑の渦に巻き込み、スタンディングオベーションののち見事ミッドナイト・マッドネス<観客賞>を受賞したスタジオA24初のミュージカル! 原題「DICKS THE MUSICAL」改め邦題『ディックス‼ ザ・ミュージカル』が2025年1月17日(金)より公開されることが決定した。あわせて、前代未聞!?“最高に不適切で愛おしい“ピー音だらけの特報映像&日本版ポスタービジュアルおよびメイン写真が到着した。
トップ・セールスマンとして、ニューヨークで働く<我儘なモテ男>であるクレイグとトレヴァーは、ある日、運命的に出会い、互いに生き別れの双子だと認識する。ばらばらになった家族を再び一つにするために奔走する彼らだったが、父親が世間に隠していた異形の家族の存在により計画は狂いだし、やがてそれは地下世界に隠された大いなる秘密に繋がっていくのだった……。
今回発表された日本版ポスターはブロードウェイ・ミュージカルを彷彿とさせるカラフルでポップなデザインに主要キャラクターが集い、「愛こそすべて」のキャッチコピーが添えられる。また、同時に発表された特報は、クレイグとトレヴァーの出会いのシーンとミュージカルシーンの一部を抜粋したもの。楽曲はメロディアスだが、あまりにも不適切な用語が連発されるため際どいワードにはピー音が入れられている。
■『ディックス‼ ザ・ミュージカル』特報
脇を固めるのは、大人気ラッパーのミーガン・ジー・スタリオン、『ライオン・キング』のティモン役で知られるネイサン・レーン、『ウィキッド ふたりの魔女』にも出演する人気コメディアンのボーウェン・ヤン、『ふたりは友達? ウィル&グレイス』のメーガン・ムラーリーなどのビンビンにイケてるキャスト達が本作のために立ち上がった。ミーガン・ジー・スタリオンが劇中で披露するド迫力のラップや、ネイサン・レーンの美声で歌われる下品な歌詞とは裏腹の美しい楽曲の数々は、映画祭上映直後から高い評価を受けている。
ハリウッドで全米映画俳優組合のストライキが激化していた2023年、パワーダウンが予想されていたトロント国際映画祭を救った作品として話題をさらったのが、スタジオA24初のミュージカル『ディックス‼ ザ・ミュージカル』だ。『グレイテスト・ショーマン』や『ラ・ラ・ランド』のスタッフ達が集結し、『ボラット』で一世を風靡した風刺コメディの名手ラリー・チャールズ監督とタッグを組んだ本作は、映画祭でチケット争奪戦が勃発するほどの注目を集め、プレミア上映されると客席を大爆笑の渦に巻き込み、栄えあるミッドナイト・マッドネス<観客賞>を受賞した。
尚、本作は映倫のレーディングではR15+だが、過激な性表現を含むシーンがあるため配給サイドではR18+を推奨している。エッチで馬鹿馬鹿しくも愛おしい。観れば最高にハッピーになれるクィアなミュージカルをぜひお楽しみに!
2025年1月17日(金)新宿ピカデリー、渋谷ホワイト シネクイント他公開